

Kent county show イギリスの農業祭
こんにちは。先週から熱波だったり、寒かったり、イギリス独特の気候が続いてますね。
そんなブリティッシュウェザーが続く中、7月4日金曜日から3日間、ケント州でカウンティーショーが開催されました。
イギリスのカウンティーショーとは?
各カウンティー(州、群)の農業や畜産、田園生活などを讃え紹介するお祭りでイギリスの夏の大風物詩となってます。
地産地消と地元の農家さんの応援、繁栄を目標に地域住民にとっては年に一度の交流の場、地域の一体感を高める重要な役割を果たしています。
また地域住民でなくとも都会では味わえない「これぞ本当のイギリス!」という豊かな文化と伝統を体験できる、魅力的なイベントなんです。
ケント州カウンティーショー
ケントカウンティーショーは1923年に初めて開催されて以来、今年で102年目の歴史あるショー。
ケント州農業協会主催で有料です。
カウンティーショーは主に田舎の広大な敷地やショーグランドで実施され、沢山の人が訪れる大きなお祭りである為、迷子対策は必須。
子供達には入場後、迷子バンドが渡されます。

腕輪に親の電話番号を書いておくと迷子になった際、係の人が電話してくれます。(迷子のお呼び出しはしないのね…時代も変わった!)
カウンティーショー最大の見せ場は
農家の動物達の品評会、コンテスト!
個人的にこれを毎年楽しみに足を運びます。
まずは牛ちゃんたちの登場。


この子達はメスの牛ちゃん(乳牛)達
ハンドラーと呼ばれる主に引っ張られ場内をぐるぐるした後、整列。
その後は整列し審査員が一頭ずつ評価します。

続きましてお待ちかねの羊ちゃん




こちらも同じ行程
さてここでお気づきでしょうか?
ハンドラーと呼ばれる主達。
この人達、みんな10代と思わしき若い子達ばかり…
そう、実はハンドラーも動物とは別で審査対象。最高のハンドラー選手権が行われます。
この回はヤングハンドラー選手権。10代部門でした。
そして最後には審査員全員が話し合いをし1等から3等まで順位をつけるのです。

品評会を無事に終えた動物達は休憩所に戻ります。
ヤギさん達




ヒツジさん達


ウシさん達



賞を取った子達には勲章が授与されます


しばらく歩くとこんなテントが…


そして始まったたのがこちら↓
ヒツジちゃんの散髪ショー。意外や意外、こんなにもおとなしいんですね!
カウンティーショーの詳細
カウンティーショーの目玉、動物の品評会の他にも
●地産特産物の販売とフードショー


乳製品、果物、ハム、ソーセージ、デザート、園芸、はちみつ、木工、手芸品、地ビール、地ワインなどの酒類、バーガー、ホットドッグ等イギリスお馴染みのラインナップ
●小動物触れ合いコーナー


爬虫類、両生類の他にもギニーピッグ、モルモット、うさぎなど
●車、耕運機、トラクターの展示とミニチュアレイル




●地元バンドによる演奏、ライブ


●子供向け体験学習



牛の乳搾り体験(偽物です)、トラクターシュミレーター
そして会場内のあちこちにこんな撮影スポットが…

18歳と11歳もノリノリで顔はめてました笑
さぁ、イギリスの短い夏がやってきました!
ちょっと足を伸ばして田園風景広がる地方のカウンティショーへ行かれてみてはいかがでしょうか?
ふわりいぎりすでもライター1のグルメ番長ぴよこさんがヘンリーオンテムズのカントリークラフトショーへ行ってられますよ!
ぜひチェックしてみてくださいね!
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